【体験談】ジェットストリーム(多色ボールペン型)は恥だが楽で良い

こんにちは、ヒツジ執事です。

「メモの魔力」を出版した前田裕二さんの影響なのでしょうか。小学校の保護者会へ行っても、「カチカチ」という多色ボールペンの切り替え音が賑やかです。

かくいうヒツジ執事も、前田裕二さんと同じボールペンを試してみました。そして大変に奇麗な文字を書き込めることに感動しました。

しかし残念ながら、アウロラやモンブランを使い続けることになりそうです。

今回は、その理由を紹介させて頂きたいと思います。

すみっコぐらしスペシャル版

今回購入したのは「サンエックス すみっコぐらし 多機能ペン ジェットストリーム PP36201」という、シャープペンシル付き四色ボールペンです。たまたまTVで見かけたのですが、前田裕二さんだけでなくて秘書さんも同じボールペンでした。

あ、もちろん “すみっコぐらし” スペシャル版ではありません。前田さんたちは、何の絵柄も入っていない標準モデルを使用していました。

なんでこのようなスペシャル版にしたかというと、リーズナブルな価格もさることながら、Mikanお嬢様や御学友に人気があるからです。今年は夏休みに “小学生(Mikanお嬢様)向けメモ活用セミナー” を開催する予定ですが、その時に景品にすることを想定していたからです。

けっして私の趣味が入って….. うーん、若干は入っているかもしれませんね。

長く使えない理由

一言で説明するならば、「Yシャツの胸ポケットが汚れるから」です。

ご覧の通りです。気を付けていても、芯の収納を忘れてしまうのです。三菱ジェットストリームは油性ボールペンですが、低粘度タイプです。だから水性ボールペンのように、Yシャツの胸ポケットが汚れるという事態が生じてしまいます。

ちなみに職場で元上司だった方は、クロスのボールペンで “消せるインク” を装着しています。ビジネスマンであれば、誰でも一度は通過する儀式と言えるかもしれません。

モレスキンのノートでも問題なし

ジェットストリームのボールペンですが、特に4c軸などの場合、インクフローが不安定であると指摘する方々が存在します。私も最初は、そのように感じて、 “パーカー互換替え芯(G2タイプ)” のジェットストリームを使っていました。

しかし現在では、そのようなことを気にする必要は無いと分かりました。私のボールペンを使う角度が、万年筆のように浅いために、ただでさえ不安定なジェットストームのインクフローに問題が生じるのです。

これは角度を上げれば、モレスキンでも問題なく書き込むことが出来るようになります。角度を上げるには、ボディ(本体軸)の太いボールペンを使用すれば良いのです。

実際、前田裕二さんがモレスキンのノートを、今回紹介しているような多色ボールペンで利用出来ているのが証拠だと言えるかもしれません。

“恥” な持ち歩き方法

“恥” は言い過ぎかもしれませんが、正直言って恥ずかしいです。ボールペンをYシャツの胸ポケットに収めることが出来ず、ノートと一緒に持つことさえも出来ない場合には、ベルトの “携帯電話ホルスター” などに装着することになります。

なお、この装着方法だと、ホルスターから外れ落ちてしまうこともあります。実際、一度落としたことがあります。

ただしジェットストリームの多色ボールペンは、さほど紛失しても痛くない価格です。だから安心して、携帯電話ホルスターに装着することが出来ます。

望ましいペン先の調整

残念ながら今回のジェットストリーム多色ボールペンは、モンブランのマイスターシュテュック油性ボールペンのような加工精度は期待できません。だからモレスキンのノート等に書き込む時には、ペン先がぐらつきます。

これを改善するには、ペン先にセロテープの切れ端を巻き付けるとか、マニキュアで塗るといった作業が必要になります。

「みみっちい」と思われるかもしれませんが、ヒツジ執事としては強くオススメしたい工作です。ペン先のぐらつきが無くなると、この太軸ボールペンは恐ろしく使いやすくなります。

ちなみに冒頭画像では0.7mmと記載されていますが、ヒツジ執事は0.5mmに替え芯(リフィル)を交換して利用しています。普通のボールペンだと細目でも0.7mmですが、ジェットストリームは水性/ゲルインク・ボールペンに近い書き心地です。したがって先のインクと同様に、0.5mmが人気のようです。

このあたりの影響なのかは分かりませんが、ぜひペン先のグラつき防止を試してみて頂くのが良いかと思っています。

まとめ(多色ボールペンは便利)

さて細かいことまで書きましたが、ともかく多色ボールペンは便利です。常に持ち歩くには「恥ずかしい」装着方法となりますが、携帯電話ホルスターに収納しておけば、いつでも好きな時に使うことが出来ます。

これは実に楽な携帯方法です。

ただしヒツジ執事のような職場環境でしたら問題ないでしょうが、スーツを着用することが必要となるような場所であれば、スーツの裏ポケットに収納するといった工夫が必要になります。

それでも黒だけでなくて、緑や赤も使えるのは便利です。

まさに「ジェットストリーム(多色ボールペン型)は恥だが楽で良い」というところでしょうか。

それでは今日は、この辺で。

では。