女性に人気でオススメの高級ボールペン:年輩者から若者まで(プレゼントにも)
こんにちは、女心に疎いので困っているヒツジ執事です。
さて「一生使えるボールペン」に関する記事で、ママ友さんがモンブランのマイスターシュテュックをお使いになっていた話を紹介しました。
ところで女性に向いた筆記具とは、どのようなものでしょうか。
我が家の奥様は百円ボールペンSARASA派で、母親は万年筆派です。参考例が無いので、今までこの手の紹介は見送って来ました。
しかし先のママ友さんではありませんが、思い返してみたら幾つかの参考例がありました。
そこで今回は、自分用やプレゼント用に油性ボールペンを考えている方々向けに、参考例を紹介させて頂きたいと思います。
ちなみにこちらの「手帳メモ・ノート200%活用ブック」を大いに参考とさせて頂きました。作成なさった方々には大変感謝しています。
また文具ライターの小日向京さんにも大変感謝しています。
ご年配で地位のある方
定番はモンブラン
先のママ友さんは「ご年配で地位のある方」には年齢も地位も該当しませんが、モンブランのマイスターシュテュック P164(ゴールド)でした。
ご年配で地位のある方々には、やはり「モンブラン マイスターシュテュック ゴールドコーテイング クラシック ボールペン」がオススメとなります。
「手帳メモ・ノート200%活用ブック」に登場する和田裕実さんや、元日経ウーマン編集長さんなどはモンブランをお使いになっています。
そうやってみると、あらためてモンブランというのは男女に関係なく、現在でも知名度やブランドといった面でNo.1と言えるかと思います。
ちなみに今回参考にした本では、男性でもモンブラン利用者が多かったです。そして糸井重里さんにしてもモンブランのシャープペンシルをお使いになっているというインタビュー記事を読んだことがあります。
使い心地はNo.1だし、ホワイトスターは伊達じゃないというところでしょうか。
アウロラもなかなか
たしかに雑誌や今まで遭遇した方々からすると、男性向けはモンブランがNo.1です。女性もNo.1なのですが、「圧倒的」とまで言えないのが興味深いところです。
日経ウーマン元編集長の野村さんや小日向京さんは、アウロラのオプティマ(ブラックパール)も利用しています。
ご存知のように私もブラックパールは「太宰治」と名付けて愛用していますが、派手過ぎることがなく、また一方で「単色で味気ない」ということもありません。
そしてこちらはパーカー互換芯(G2芯)なので、エス・テー・デュポンのイージーフロー替え芯や、三菱鉛筆ジェットストリーム替え芯を利用することが出来ます。
ボディ(本体軸)は新品だと数万円と高額ですが、長く低コストで運用することが出来ます。金銭感覚に敏感な女性陣にも、ご満足頂ける一本かと思います。
なお「手帳メモ・ノート200%活用ブック」では、DeNAの南場智子さんの筆記具も部分的に拝見することが出来ます。私にはどこのメーカーなのか判別できませんでしたが、二色が混ざっているように見えました。
こういったセンスは、音楽や美術の評価が10段階評価の中で、5-6程度だった私としては感心するばかりです。
ただし女心は理解できませんが、実際にこのような筆記具を利用なさっている方々がいらっしゃるので、間違いなく人気でオススメであると言えます。
拘りがなかったり、利用度の低い方
おそらく万年筆だと思うのですが、「手帳メモ・ノート200%活用ブック」で文筆家の藤沢優月さんが、やや太軸の筆記具を利用なさっていました。
「メモの魔力」著者の前田裕二社長の秘書さんも太軸な三菱ジェットストリーム多色ボールペン(4+1)を使っていましたし、特にボディ(本体軸)の太さは影響なさそうに見えます。
ただしモンブランのマイスターシュテュックに「モーツァルト」という小サイズが存在するように、細くて軽い方が便利だという方も存在します。
実際、鉛筆を長時間使うことに慣れていれば、特に問題なく細軸のボールペンを利用することが可能です。
私の奥さんや母親が高級ボールペンは使っていないと言いましたが、彼女たちは細軸の筆記具を使っています。
そして何より、義理母が冒頭画像のモンブランのジェネレーション油性ボールペンと双子のようなボールペンを、長年使い続けています。
残念ながら義理母のボールペンが何かは分からないですし、ジェネレーションは廃盤となってしまって入手困難ですが、後継製品のモンブランPIXシリーズが販売されています。
実際に使ってみると分かりますが、男性の私でもYシャツの胸ポケットへの収まり具合や、気軽に使える便利さゆえに重宝しています。
男性には少し恥ずかしいカラーも多いですが、逆にいえば女性向けとして適しているということです。頑張って、若い彼女へのプレゼントとしても悪くないでしょう。
モンブランならば有償にはなりますが、修理対応には定評があります。長く使える一本として、ぜひヒツジ執事的にもオススメしたいボールペンです。
(マイスターシュテュックやアウロラといったメインをブラックインクやブルーインクにして、こちらをレッドインクで利用するというのも悪くないでしょう)
カランダッシュの849油性ボールペン
モンブランのPIXシリーズは比較的お手頃な値段に設定されていますが、「それでも初めてのプレゼントとしては、少しお値段が…」という方もいらっしゃるかもしれません。
PIXシリーズでも大袈裟過ぎるという方にオススメしたいのが、カランダッシュの849シリーズです。
上記は一例ですが、849シリーズでは様々なカラー・バリエーションが提供されています。モンブランのPIXシリーズも顔負けです。
そして私もカランダッシュのエクリドール所有者で、他のボールペンにも無理やりゴリアット芯を装着して楽しんでいるのですが、本当に「サラサラ」といった感触で書くことが出来ます。
カランダッシュのエクリドールは少々お高いですが、849ならば学生さんにも手が届く価格帯かと思います。
心配であれば自分用に一本購入しても、財布にとって致命的ということは無いでしょう。
興味がある方には、ぜひおススメしたい一本です。
(いやそれでも… という方は、ゴリアット芯だけ購入して、紙で巻けば即席ボールペンの出来上がりです。それならばゴリアット芯だけで済みます。いかがでしょうか)
あとは私は水性ボールペンしか扱ったことが無いのでオススメは出来ないのですが、LAMYも評判が高いです。文具店に行く余裕があれば、ぜひ試してみることはオススメしたいです。
(ただし価格帯で区別するのは好きではないですが、「高級」ではないですね。その分だけお手軽で嬉しいですけど)
まとめ(その人に似合った一本を)
今回は女性に人気でオススメの高級ボールペンを、年輩者から若者までを対象としてオススメ品を選んでみました。
私の経験が、少しでもお役に立つことがあれば幸いです。
そして私ことヒツジ執事は… この記事を書いていて、そろそろ奥様の誕生日が近いことを思い出しました!
さて今年は一体どうしたものか、こっそりとMikanお嬢様に相談させて頂くことにしましょう。
(どなたか、何かオススメはありますでしょうか?)
それでは、また。