Zoom主催者(ホスト)にトラブルが生じた時の対応方法
Zoomというオンラインミーティングは便利だけれども、主催者(ホスト)にトラブルが生じた場合に弱い。あらかじめ設定しておけばミーティングを開催することは出来るけれども、設定変更などを実施できる者が不在となってしまう。
そもそもZoomに詳しい者というと、主催者(ホスト)くらいに限定されてしまう組織が殆どだ。そして主催者(ホスト)というのは責任感が強いことが多く、多少の体調不良でも頑張ってしまう。
そのためにオンラインでのセミナーなどが、直前になって開催できないという悲劇もゼロではない。今回はそんな悲劇を避けるために、Zoom主催者(ホスト)にトラブルが生じた時の対応方法を紹介させて頂くことにしたい。
ミーティング前のトラブル
冒頭の図に従って説明することにしよう。
復活の目途あり
まず長期入院などによって、仕事が出来なくなってしまった場合を考えてみることにしよう。そういった場合は病室から少々の設定作業は可能だけれども、ミーティングを取り仕切るようなことは難しい。
ただし退院する見込みがあれば、まずは日頃のミーティングのホスト役だけを他人に任すというのが妥当なところだろう。小野谷静公式ファンクラブの場合を考えてみよう。
小野谷静の公式ファンクラブは2022年12月11日現在、本人、家人、子供の三名で構成されている。有料アカウントは小野谷静しか保有していない。
そんな状況で「日本の将来のIT業界を語る講演会」を設定していたと仮定する。小野谷静に変わってアルベルト・アインシュタイン(仮名)に代打して頂くことが可能だとしても、アインシュタイン氏にZoomミーティングの運営までお任せするのは心苦しい。
だから小野谷静は病床で自らをZoom One ProからZoom Pro Basicへ格下げし、家人をZoom Pro BasicからZoom Pro Oneへ変更するのである。同じファンクラブのアカウントに所属していれば、1つのライセンスをメンバー間で移動させることが出来るのだ。
これが「オーナーによるホスト変更」である。
復活の目途なし
残念ながら小野谷静に復活の目途が立たず、殻が文筆業から足を洗う必要が生じたとする。それでもファンというのはありがたい者で、彼の作品について語るオンライン講演会には参加してくれたと仮定しよう。
そういった時には、家人がオーナーとなり、Zoomオンラインミーティングの運営を引き継いでしまった方が良いだろう。そのためには小野谷静が病身に鞭打って、アカウントプロフィールからオーナー変更手続きを実施するのが良さそうだ。
スマホも扱えない状況
哀しいことに小野谷静は意識不明となり、再び意識を取り戻せるかも分からない状況になってしまった場合が該当する。こういう時には小野谷静が何も出来なくなっているので、彼がZoom One Proへログインすることさえ出来ない。
しかしミーティングIDなどは、アチコチに通知してあるので維持したいところだ。そういった場合にはZoom社の営業さんに相談し、オーナー変更や支払い方法を相談するのである。
当日まで大丈夫そう
(以下、現在作成中)