魔法科高校の劣等生の続編や新シリーズの動向と期待

魔法科高校の劣等生 第32巻

“魔法科高校の劣等生” 第32巻である「サクリフェイス/卒業編」が2020年9月10日に発売されると発表されました。

https://www.note1005.com/?p=2372/

そちらは関係者が頑張っているんでしょうけれども、どうも人気シリーズに定番である「迷走」を始めつつあるような気がします。(卒業後の続編とか)

このご時世において、小説は非常に大切な教養&娯楽の機会です。しかし作者が閉塞感を感じているのだそうで、しばらくお休みして充電したら如何かと感じる次第です。

今回は一体何が起こっているのかを、簡単に紹介させていただくことにします。また自分が思うところも、少々語らせて頂きたいと思います。

続編や新シリーズ

まず人気マンガなどには良くあることですが、続編が新シリーズ「続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー(仮)」として刊行されるとのことです。

それから十文字家の遠縁とかいう設定で、新登場人物たちによる新シリーズ「新・魔法科高校の劣等生 キグナスの乙女たち(仮)」が刊行されるとのことです。

魔法科高校の劣等生 第32巻

“魔法科高校を卒業した達也たちを描く” という「続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー(仮)」は、2020年秋頃には出版予定とのことです。(無事に卒業することを、公式サイトが自らネタバレしていますね)

最終巻である第32巻が2020年9月10日発売予定だから、間髪入れずに刊行されるということです。未だ表紙が公開されていない第32巻ですが、これだけ忙しければ仕方ないかもしれません。

何しろ「新・魔法科高校の劣等生 キグナスの乙女たち(仮)」たちの方は、イラストも作成されています。キャラの描写を変えることは基本的に無理でしょうから、イラストレーターさんも大変だと推察します。

ちなみに「新・魔法科高校の劣等生 キグナスの乙女たち(仮)」の方は、2021年冬頃の刊行を目指して鋭意制作中とのことです。こんな先までスケジュールを決められてしまうとは、作家やイラストレーターさんたちが気の毒な気もしてきます。

作者の佐島勤氏は第31巻の後書きで「閉塞感につきまとわれている」とのことでしたが、閉塞感よりも過労で大変じゃないんでしょうか。ちょっと心配です。

ちなみに作者公式サイトで「前編」と「後編」が公開されており、魔法科高校の入学試験を3月に受けるところで終わっています。もしも日本の新学期が9月とかに移行したら、公開内容には修正が必要となりますね。

現シリーズのように桜が舞う入学風景ではなくなりますし、単純に4->9月とは行かないのが大変なところです。

スピンオフも人気

さてTwitterでは新シリーズとのことですが、「魔法科高校の劣等生」にはスピンオフシリーズが存在します。「司波達也暗殺計画」です。

こちらは絶賛販売中のようで、2020年7月30日時点のKindle Limitedでは無料講読できます。コミック版も販売されています。

こちらはネタバレしてしまうと、作者公式サイトで最後の結末部分以外を無料購読できます。

ちなみに我が家のお嬢様は、興味を示さなくなっています。まだ子供には難しいというところでしょうか。ちなみに近所の図書館で予約をかけてみたら、6人待ちでした。

かつては3人待ちが最大だったので、知名度が上がってきたというところでしょうか。なんかタイトルからして物騒なので、一体どういう方々が予約しているのか興味あります。

まとめ

そんな訳で”魔法科高校の劣等生” ですが、新シリーズや続編の話題が続いています。ただし肝心の最終巻(第32巻)ですが、2020年7月31日時点では予約販売も始まっていません。

予約販売が始まった後で表紙公開されているので、表紙が分かるまで時間がかかりそうです。

なおスピンオフではありませんが、SS編というものがあります。これも含めたセット商品が販売されていますが、全32巻となっています。

これは少し注意した方が良いかもしれません。

それにしても “魔法科高校の劣等生” の知名度も高くなり、いろいろなシリーズや販売方法が登場して来ました。終了すると既発行巻の売上が落ちますが、これならば順調に販売継続しそうです。

しかしそれにしてもメカ描写と技術的っぽい解説が特長の “魔法科高校の劣等生” でしたが、これからどうなって行くことでしょうか。我が家のお嬢様は「バトル場面が好き」とのことですが、さすがにメインキャラの殆どが女性や子供だと、そういう場面も減るでしょう。

私が目に留めてお嬢様に本書をお渡ししたのも、第二巻でCADの同時操作に関するウンチクがあったからです。それが無くなった魔法科高校の劣等生… うーん、なかなか想像しにくいです。

とりあえずお嬢様も私も読者サービスには興味がありませんし、興味を持つ読者は多くないような気がします。ぜひここら辺は、作者や編集者が勘違いしないでいてくれると嬉しいです。

(そうは言ってもラノベなので、難しいところでしょうか)

それでは今回は、このへんで。ではまた。

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記事作成:四葉静