モレスキン手帳(ポケットサイズ)のスマートでキュートな使用法 (調査&経験談)
さて前回は文ストこと文豪ストレイドッグスにちなんで、国木田独歩の “理想ノート” という形でモレスキン手帳を紹介した。
ヒツジ執事は自分で言うのも何だけれども、国木田独歩のように大変に几帳面で真面目な性格だと思う。しかし考えてみれば家庭では女性2名に囲まれて暮らしている訳である。そこで今回は彼女たちの力も借りて、手帳の可愛い使い方を紹介したいと思う。
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ちなみにビジネス手帳の表紙に “理想” と貼り付けるのは論外だけれども、可愛いシールを貼ったり、裏表紙に前向きなフレーズを書き込むのは、相当効果があると感じている。
またMikanお嬢様の学校のカウンセラーも、定期発行される “相談室便り” で、良いイメージや成功イメージを持つことは大切だと指導して下さっている。このアドバイスに関しても、後ほど少し触れたいと思う。
(目次)
- カラフルなモレスキン手帳
- ちょっと可愛い使い方
- 奥様とMikanお嬢様の場合
- イメージの大切さ
(1) カラフルなモレスキン手帳
まず年末の手帳売り場に行って驚くのは、黒い手帳の山である。茶色や赤も存在するけれども、ビニールの無機質な手触りが多く、ビジネス専用なのでモノトーンが多い。昔のお客様との商談では必須アイテムと言えたけれども、ヒツジ執事は馴染むことができなかった。
そこで茶色系の革製手帳カバーと中身を別々に購入していた。モレスキン手帳をはじめて購入したのは、第一線から退いた2010年頃だったと記憶している。(文具店で2,000円近くもして、結局はもったいなくてミスド手帳に移行してしまった。(^_^;))
なお2019年1月13日時点では在庫が一点になってしまったけれども、こんなオシャレなモレスキン手帳も存在する。なんと布カバーだ。
表紙が布製で、裏のMoleskineロゴも刺繍されたものになっている。
中身は、普通のモレスキン手帳そのものである。
Mikanお嬢様のために購入したけれども、大変に落ち着いた感じである。男性が使って全く問題ないので、実は私が使わせて頂こうかと思案中だったりする。
もちろん国木田独歩の理想手帳のような黄緑色が販売されているくらいだから、赤(レッド)も販売されている。いろいろな色が選択可能なので、お好きな色を選択するのが良いかと思う。
それからモレスキン手帳は、映画やマンガなどをカバーに印刷したコラボ商品が多い。自作も可能だ。
例えば冒頭画像の左側の “すみっこぐらし” モレスキン手帳は、格安で販売されていたバットマン記念モレスキン手帳の表紙に、両面テープを使ってポストカードを貼り付けている。後でも再び触れるけれども、たまたま購入したシール本に付属していたので、それを利用した訳である。
上記の布製手帳だと、この表紙は張り替えることも可能だと思う。こういうことが出来るのが、モレスキン手帳の嬉しい点だと思う。
(2) ちょっと可愛い使い方
さてモレスキン手帳は、基本的には大学ノートと同じだ。基本的に最初または最後のページから、ページ毎に書いていくことになる。1ページ単位で入れ替えることの出来るシステム手帳(リング式)とは異なる。これは罫線(横罫)タイプだけでなく、無地や方眼も同じである。
最近ではスケジュール表を印刷したタイプも存在するが、この場合は綴じ手帳と同じだと言える。
システム手帳と異なるのは、2ページに渡って書くことが出来る。その気になれば、思いついたことを矢印で繋げていくマインドマップや、下記のような相関図を作成することが出来る。
このような頻繁に参照するページには、画像のように付箋紙を貼り付けておくと便利だ。
それと文豪ストレイドッグスの国木田独歩のように真面目になり過ぎないように、上の画像のようにシールを貼るのも一案だ。
また彼と同じように、横浜市の地図を貼っても良いかもしれない。
青色なので目立たないけれども、下記の画像(右側上部)にように、スタンプを押しても良いだろう。
また赤やピンクだと、こんな感じになる。
ちなみにページ数を印字する人もいるのだそうだ。ヒツジ執事はページ数は印刷せず、その日の最初に日付をページ上側に記入することを心掛けている。(我ながら、けっこうマメですな)
モレスキン手帳というと絵を描く人が多いけれども、忙しい場合にはナンバリングマシンやシールでアクセントを付けるという訳だ。ちなみに私の場合はページ数を印字する程ではないし、色違いの付箋紙を付ける程度で済ませている。
それからモレスキン手帳は、必ずしも横に書く必要はない。私などは下記の画像のように、奥様のお気に入りであるお菓子に関しては、縦書きで記録を残している。(再注文などに便利)
どうして私が奥様のスイーツ情報まで記録を残しておくのかは不可解な部分もあるが、ヒツジ “執事” なのだから当然のことなのかもしれない。
あとノートタイプだからといって、システム手帳的な使い方を完全に諦めている訳ではない。モレスキン手帳の裏表紙に、メモカードを貼ることが出来る。これは手帳を新しくする度に移植することが出来る。(そういえばこの画像の通り、落とした場合の謝礼はゼロ円になっていますな。適当な金額に書き換えることにしよう)
ときどきしかメモカードを参照しない場合には、それを下記の画像のように内蔵ポケットにしまうことも出来る。
それからヒツジ執事の場合は、何かあった時のために、最初の数ページは使わずに残している。また他の人だと、特別な内容を最後のページから逆向けに記入するという技を使う場合もあるとのことだ。そうすれば1冊のノートを2冊分として使うことが出来る。
それとTodoリストが存在しないけれども、潔く最初のページを使ってしまうのも良いし、下記の画像のように付箋紙を貼るという手もある。
それと私は「全てモレスキン」という執着はないのでシステム手帳も併用しているけれども、Todoリスト等は次に利用予定のモレスキン手帳に書き込んでも良いかもしれない。(ただし2冊持ち歩くことが必要となる)
(3) 奥様とMikanお嬢様の場合
奥様の場合、Mikanお嬢様の保育園時代の連絡帳には、KOKUYOのA6版キャンパスノートをご利用なさっていた。
もしこの時に、下記のような商品の存在を知っていたら、こちらを使っていたかもしれない。
親が使っているノートは子供にも影響するようで、上の画像の右側のKOKUYOキャンパスノートA6版は、余ってMikanお嬢様の落書き帳と化してしまったノートである。
ちなみにMikanお嬢様は小学校四年生となった現在でも、下記の画像のような落書きをなさる。
どうも最近購入したモレスキン手帳は、Mikanお嬢様から狙われているような気がしないでもない。従来よりも格安だといっても、相当なお値段はする。実はMikanお嬢様がご所望なさった時のために、上記のバットマン限定版も購入していたりする。
バットマンは趣味が合わないと思う人もいるかもしれない。我が家のMikanお嬢様も同様である。
調べたところだと、モレスキン手帳を購入するなり、さっそく表紙にシールを貼る人も存在するのだそうだ。私も “理想ノート” でないけれども、例えば壁紙を印刷して、それを貼り付けたものをMikanお嬢様へお渡ししようと考えている。
(4) イメージの大切さ
さてヒツジ執事の場合はモレスキン手帳の裏表紙に貼り付けたメモカードは、今は備忘録と化している。しかしここには、前向きな格言や意思表示を書いた方が望ましいかもしれない。
Mikanお嬢様の通う学校のMカウンセラーは “相談室便り” 最新号において、自分が挑戦することに対して良いイメージ・成功イメージを持つことが大切だと解説なさっている。
その例としては、全米テニスで優勝した大阪なおみ選手が、試合中に「You can do it!」と自分に言い聞かせていたことと、コーチが実際に「You can do it!」と言ってくれたことを上げている。そうすることによって、第1セットを落とした後でも、立ち直ることが出来たのだそうだ。
また昨年グランプリファイルで四連覇を果たした、フィギュアスケートの羽生結弦選手の例も挙げている。彼はショートプログラムでは出遅れていたけれども、フリープログラムで挽回して逆転優勝したのだそうだ。
そのフリープログラムの時、羽生選手は「できる、できる、できる」と言葉に出して、滑り出したとのことである。
インタビューの内容を引用させていただくと、「ファイナルの今回はずっとこの言葉(「できる、できる、できる」)に頼っていました自信があると言いつつも、やはり試合となると、どうしても自信がなくなったりとか、不安に駆られたりとか、嫌なイメージがパッと湧いてきてしまったりとかあるので、口に出して耳から聞けば、頭はそういう錯覚をしてくれるんじゃないかなと思っているので。」と説明したとのことである。
これは臨床心理士であるMカウンセラーに言わせるとその通りなのだそうで、人間の脳は、自分の発する言葉を素直にそう思い込んでしまうのだそうだ。だから自信を持つには、自信が出る言葉をつぶやくことが良いのだそうだ。
たしかにヒツジ執事は、奥様やMikanお嬢様に言わせると「根拠のない自信」を持っており、いつも最終的には何とかしてしまうのだそうだ。自分では意識していなかったが、まさに昔から自己暗示?を実践していたらしい。だから手帳にも、前向きなことを書くのは大賛成だったりする。
ただしMカウンセラーは「君ならできる」と子供に話しかけることを勧めているが、この点に関してヒツジ執事は慎重である。非常に可能性が低い状況で、「君ならできる」というとプレッシャーをかけることになり、致命的なダメージを残すことを懸念するからである。
その点でヒツジ執事は、テニス選手として有名だった松岡氏を暑苦しい御方だと思いつつも、尊敬している。彼はプレッシャーにならないように、上手に応援している。本当に信じていなければ出来ないような熱い応援をする。
この点でヒツジ執事パパ山は、やはり国木田独歩よりも “謎解きはディナーのあとで” 毒舌ドS執事タイプなのだと思う。他人を応援するというのは、なかなか難しい。
それはさておき、モレスキン手帳に関しては、シールなどを活用して明るい雰囲気を作るように心掛け、前向きなネタがあったらば遠慮なく書いていくのが良いかと思っている。
P.S.
そういえばモレスキンファンの美崎さんも、「だって、モレスキンを使ってると、仕事がデキる人に見えるんですよ(笑)」と発言なさっているとのことである。
無理強いするつもりは全くないが、少しでも興味あるようならば、ヒツジ執事としては一度試してみることを強くオススメする。仕事がデキる人に見えるかはともかく、なぜか不思議とモレスキン手帳に書き込むようになるし、その内容に目を通して見直すようにもなる。
シンプルなノートなので、逆に工夫次第でいろいろな使い方ができる。そしてポケットサイズで持ち運びが簡単で、いつでもどこでもメモ&見直しできるのが、モレスキン手帳の最大の利点になっているかと思う。
[box03 title=”願いに応じて存分に使いこなそう”] [/box03]